ブラックチェリーの食器棚をつくらせていただいたお宅の、お子さんの学習机をつくらせていただきました。
リビングに学習机を置かれるということで、お部屋に合うように樹種や形をご提案させていただきました。
大きく面をとった北欧の家具に合わせて、大きめに面をとった机は雰囲気の柔らかい机になりました。
天板は、フラッシュ構造になっています。
フラッシュ構造とは、板の中に芯材となる紙製の芯や木の板を挟んで作る工法のコト。
無垢の板で作ると重量が大きくなるところを、フラッシュ構造にすることで、大幅に軽量化が図れます。
仕上げには無垢の板を貼るため、見た目は無垢、でも軽い!な家具ができるのです。
店主は、後のメンテナンスも考慮して、仕上げに貼る材を厚めにしています。
こうすることで、表情が豊かになり、傷がついた時等のメンテナンスも可能になり、より永くお使いいただけるようになるという訳です。
「無垢が良いって考える人は多いけど、決してそうではないと思う。工夫したらメンテナンスもできるし、材料も節約できる。適所に使うことで生きる、良い工法だと思う。」と、店主はいつも言っています。
こちらの机では、縁に貼る無垢材も厚めのものを貼り、大きく面をとってアタリも雰囲気も柔らかいものに仕上げています。
家族の真ん中リビングで、お子さんと一緒に育つ学習机。
何年か経ったら、また様子をうかがわせてくださいね。
リビングの学習机
□ 樹種:ブラックチェリー
□ 引き出しつまみ:アンティークガラス製