2019年がはじまりました
今年もどうぞよろしくお願いいたします
去年の秋、知り合いの方から稲わらをいただいたので、数年ぶりにしめ縄をつくりました。
こちらは玄関用に。
わらを水に浸して、濡れたまま袋に入れて一晩。蒸らされて柔らかくなったわらの先っぽのミゴを抜いて、木槌で叩き、縄をないました。
縄の一部分を太くするために、縄の中に少量のわらでつくった「あんこ」と言う小さなわらの束を入れているのですが、なんせ腕が未熟なため縄からひょっこりあんこがのぞいています。ん〜、縄ない、難しい。
なった縄を2本合わせてしめ縄の形に整え、ご近所に住む私の畑の先生にいただいた南天と松、昆布をあしらいました。
こちらは店主の作業場用と、お台所用。
形は同じもの。作業場に飾るのには松を、お台所のには南天と稲穂を。
参考にした図書によると、この形のしめ縄は作業場やお台所、水廻り等に飾るそうな。飛騨出身の私は初めて見た形のしめ縄です。
ビニールの袋に入った不自然に綺麗なしめ飾りよりも、あるものでつくった少々不細工なこのしめ縄がとても愛おしく、来年もこのしめ飾りでいきたいくらいです。
おせち料理つくりとともに日本のお正月を味わえた年末年始でした。