大しめ縄

  

先週末、地区のお宮のしめ縄が掛けかわりました。

私たちの地区では毎年10月に秋の例祭を行い、市の無形民俗文化財に指定されている岩戸神楽を奉納します。その熊野神社のしめ縄を3年に一度掛けかえるのですが、今年はその年に当たります。

朝から地区の人たちがお宮に集まり、境内には地区内で栽培・収穫されたもち米の藁が広げられます。

藁の匂いに包まれます。

この藁を小さな束にし、それを綯って大きなしめ縄をつくります。左綯いの三つ縄。男手で力強く綯います。

「将来のためによーく見ておけよ!」と声を掛けられ、息子も間近でわら綯いを見つめていました。

その傍らではふさづくり。わらをすぐって綺麗にし、これまた大きなふさをつくります。

部品が揃ったらいよいよ掛けかえ。鳥居に1本、お社に1本掛けます。

地区総出で3年に1度のしめ縄づくり。無事に終えることができました。

この後はみんなでおぜんざいを食べて歓談。息子はこの地区で本当にいろいろなことを学ばせてもらっています。

来年からの3年もどうかお見守りください。

今月の21日[土]、しめ縄づくりのワークショップを企画しています。

http://61aoitori.com/tsukurunimana_bu/toshigamisama_ornamentより詳細をご覧いただけます。ご興味のある方はぜひご参加ください!