廃材コンポスト

今回は、人見知りおじさんの店主がお教えします、廃材でつくる家庭用コンポスト。

 

 

コンポストとは、野菜くずや落ち葉などを、微生物たちに分解してもらってできる堆肥のこと。または、その堆肥をつくる容器のことを指して「コンポスト」と呼ばれています。

畑の土の上に、プラスチック製の緑色の容器を見かけることがあると思いますが、あれがいわゆるコンポストです。

プラスチック製のものは、臭いは出ないのですが通気性が悪く、こまめにお手入れしてあげないと、中に入れたものが分解ではなく腐敗にすすんでしまいます。

 

今回つくるコンポストは、廃材を利用してつくる、通気性の良い木製のコンポスト。

この形のコンポストは、使用方法が確立されていて、初心者の方でも導入しやすいと思います。

 

 

材料には、お客さまのお宅で不要になった木材や、店主の嫁がバールを片手に解体前の家屋の床をはがしに行っていただいてきた板など、出番を待っていた廃材たちを使います。

金槌で釘をトンカンして、コンポストを作り上げて、連れて帰ってあげてください。

 

 

 

庭の一角に据えて、お台所で出た野菜くずやお茶やコーヒーの出しがら等を入れておくと、微生物たちが分解してくれて、字のごとく「土に還り」ます。

 

「土に還る」を肌で感じる機会のなんと少ないこと!

生と死が別のものとして切り離されてしまった今の日本社会で、ほとんど感じることができなくなった感覚を、この小さな自作コンポストを通して取り戻しましょう!

廃材コンポスト

 

□日時:10月22日[日]10:00-15:00(予定)
□場所:森重生活用品店前
□お代:8,500円(材料費・受講料を含みます。塗装費は別途となります。ご希望の方はおたずねください。
□持ち物:金槌(お持ちでしたら)・作業中のどを潤す飲み物・おむすび
□定員:6名様程度 ※申し込み先着順とさせていただきます。

□お昼をはさんでの作業となります。おむすびご持参でいらしてください。羽釜でお汁でも拵えようと思います。

お申し込みをお待ちしております!どしどし!

廃材がようやく日の目を見ることが出来ました。

また、廃材を全て使い終えた後もコンポストを作りたい方が居られ、予想よりもたくさんのコンポストができ上がりました。

 

 

小さなお子さん、小学生、中学生、男性女性と、様々な方にお越しいただきました。

釘の打ち方や、鋸での板の切り方や腕の動かし方など、みなさん真剣に店主のお話を聞いておられました。

初めての電動工具に苦戦したり、曲がって入っていく釘にため息をついたり。

一喜一憂しながら、みなさん仕上げられました。

 

子どもたちが目の前の材料と道具と真剣に向き合い、目をキラキラさせながら作業する姿に、店主、とてもカンゲキしておりました。

 

 

我が家では、庭の一角に、お台所から出る野菜くずや、店主の作業場で出る木屑を積んで土に還しています。

その場所が、我が家の隣に鎮座しているご神木の下にあるため、落ち葉も入ってくれます。

痩せた地に生える雑草たちが生えていたその場所は、今では作物が育つ土になりました。

お台所からの野菜くずに入っていたかぼちゃやゴーヤの種から発芽して、その場所で実をつけたり、ご神木から落ちてきたドングリから新しい命が発芽したり。

小さなスペースで、たくさんの命が輝いています。

 

 

私たち人間も、やがて朽ちて土に還ります。

当たり前で大切なその事実を、肌で感じられることがとても少ない現代の生活の中で、野菜クズたちを土に還すという行為を通じて、少しでも実感として得ていただけたらとても幸せです。

ありがとうございました!