箒 made by 稲藁の稈心

− 藁に棄てるところナシ 

 

稲藁で縄をなったり細工をする時に、つくるものによっては先の茎(=稈心)を抜き取ります。稈心は『みご』と読みます。

1本の藁から取れるのは細〜い茎1本だけ。その茎250本を使って、卓上箒をつくります。

材料は稈心と糸だけ、使う道具はハサミとご自身の手だけです。

材料の藁稈心は山口市内産、使用する糸は綿や麻、竹の繊維でできたものです。お役御免になったら土に還ります。

究極にシンプルな生活の道具づくりを体験しにいらしてください!

 

 

今こそ、生活をつくる100の技を身につける時だと思います。家の中には楽しいことや仕事がいっぱい!

ご参加をお待ちしております!

箒 made by 稲藁の稈心

 

□日時:5月22日[土] 10:00-12:00(予定)
□場所:森重生活用品店[お天気によってお外か家の中か決めようと思います]
□お代:2,000円[材料費を含みます]
□持ち物:はさみ・作業中のどを潤す飲み物
□定員:4名様 ※申し込み先着順とさせていただきます。

■お代につきまして:現金のほか、ご自分で育てられた野菜や自然をいただいて手作りされたものでのお支払いも歓迎いたします!コトコト交換、モノコト交換で、豊かな交流しませんか?

お申し込みをお待ちしております!どしどし!

本当にありがたいことにたくさんのお申し込みをいただきまして、1回開催の予定を急遽3回開催としました。キャンセル待ちの方、ご連絡できなくてごめんなさい!

これまで稲藁細工の経験がない方のご参加が多かったのですが、みなさん、とても綺麗に箒を作られていました。

材料の事前準備について、たくさんのお礼のお言葉をいただき、目の前にある“モノ”の向こう側を慮ってくださる方がいらっしゃることにありがたい気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

15日[土]1回目は、お子さんご一緒のご参加の方もいらしてくださり、箒を作っている間に息子が焼いたシフォンケーキを皆で食べたり、幼稚園児から高校生までの子どもたちはロフトで何やら大層な盛り上がりでした。

22日[土]午前中の2回目は、女性4人のしっとりとした会でした。午後からの最終回は、梅雨の晴れ間!お外で気持ちの良い空の下で手を動かしました。

同じ材料、同じつくり方でつくられた箒大集合ですが、かたちも表情もそれぞれ。個性豊かな世界にひとつだけの手づくり箒が完成しました。天晴れ!!

 

 

 

また、ワークショップやお教室のお代を、お金ではなく、ご自分で育てられた野菜や自然をいただいて手作りされたものでもお支払いいただける【ことコト交換】を始めています。

自然に優しい農法で作られたお野菜やお米をお代としていただきました。幸せなお代をありがとうございました!

2021年5月藁強化月間の間に、計3,500本の稲藁の茎が箒へとアップサイクルされました。

みなさん、使うのが惜しくて、オブジェとして飾っていますという方が多数ですが。。。

やはり自分の手で生み出したものは愛おしく、大切にしたいという気持ちが自然と芽生えます。

小さなものづくりから、大きな気づきをいつもいただいています。

 

これからも手仕事を通して、世界がもっと優しい方向へ向かって進むように、小さな小さな一歩を重ねていきたいです。

 

 

 

手仕事、万歳!!

ありがとうございました!