日暮れがだんだん早くなってきました。
夜が長くなってくるとうずうずすることが幾つかあります。
私たちの地区では、毎年十月に行われる熊野神社秋の例祭にて、山口市指定無形民俗文化財の岩戸神楽を奉納します。九月の終わりになると、毎晩熊野神社の境内にてお稽古が始まります。子どもから大人まで舞子と囃子方が練習に参加し、地区内にお囃子の音が響きます。
奉納当日は、きらびやかな衣装で舞うのですが、前々日のリハーサルでは古い衣装を着て舞います。
古くから沢山の舞子に着られている衣装。お疲れが出てきています。
これは去年息子が着た素戔鳴命舞(すさのおのみこと)のリハーサル用の衣裳。虫喰いの穴があいていたり、背の紋がほつれたりしてきていました。
お直しをしました。虫喰いの穴は裏から黒い布を貼って塞ぎ、背の紋は一度外して、新しい布で綺麗にしました。
今年ももうすぐお稽古が始まります。例祭の前に無事に稲刈りが終わりますように。
今年の岩戸神楽奉納は10月13日[日]です。