古くから、人の生活は木と共にありました。
 
生活する場所を作る材料として。
食糧を獲る飛び道具の材料として。
火をつかうための燃材として。
生物の食べ物となる果実を育てる母として。
 
人間の生活や営みはもちろんのこと、人類の文化の発展も木の恩恵があってこその賜物。
“木をいただき、生きるためにつかう”ことは、人にとってごく自然なことであり、
“木を好み、木に親しむ”ことは、人の根っこにある欲求なのだと想う。