かまどにはめこんで使う昔のお釜は丸い底でした。平らな所に置くために使われたのがこの釜敷き。
お赤飯を炊いたり、餅つきのお米を蒸すときに、釜とセイロの間にはさんで安定させるためにも使われていたそうです。
また、この釜敷き、現代の暮らしの中では鍋敷きとして馴染みのあるものになりつつあります。
お外作業が気持ちのよい季節!山口市産のもち米の藁を使って釜敷きを作ります。
材料の準備の段階からじっくり向き合って、作り上げていきます。
「藁すぐり」という作業で出る、藁の葉の「はかま」を集めて成形して芯を作り。
なが〜いなが〜い細縄を綯いながら、はかまで作った芯に細縄をからげて巻きつけて作っていきます。
縄を綯う作業は少しながい道のりに感じますが、作り終えた達成感とその愛しさに、辛さも吹っ飛びます!
置いて良し!掛けて良し!飛ばして良し!の釜敷き。ぜひ作る楽しみも味わいにいらしてください!
本気でつくる釜敷き!