3年目となりました。酉のしめかざりづくり。
梅干しとおんなじ。3年目にしてようやく掴めてきた感じです。
2021年への感謝と新年への想いと共に、藁細工楽しみませんか。
この辺りではあまり見かけない酉(とり)のしめかざりをつくるワークショップです。
太陽信仰とも結びついている神聖な鶏のかたちの、とても愛らしいしめかざり。
『酉』という漢字は、「発酵」や「生命の復活」という意味を持つそう。穀物が実る頃に先祖の霊が渡り鳥(酉)となり、故郷に帰って穀物を甕に詰め、“醸す”ことによって新しい命が生まれると、古代の世界では信じられていたそうです。
酉のしめかざりは九州地方や広島県等で見られるそう。かつては群馬県など関東地方でも作られていたようです。
このおかざりの中にも、細縄を綯う、あんこを入れて太縄を綯う、房をつくるといった技が満載で、コンパクトながら藁細工の楽しみを満喫できる酉さんです。
材料は、市内の農家さんからいただいた山口市内の田圃で収穫された稲藁です。使う道具は藁を切るためのハサミ、使う動力はあなた自身の手だけです!
懐の広い、そして深い、藁細工。ぜひ体験しにいらしてください!
酉のしめかざりづくり2021
□日時:12月19日[日] 10:00-13:00(予定)
□場所:森重生活用品店前
□お代:材料費1,000円・受講料2,000円[計3,000円]
□持ち物:はさみ・タオル(汚れても良いもの)・作業中のどを潤す飲み物
□定員:4名様 ※申し込み先着順とさせていただきます。
■お代につきまして:現金のほか、ご自分で育てられた野菜や自然をいただいて手作りされたものでのお支払いも歓迎いたします!コトコト交換、モノコト交換で、豊かな交流しませんか?
お申し込みをお待ちしております!どしどし!
12月22日[水]、今年もイタヤマノウエンさん(山口市仁保下郷684番地1/090-9507-0372)にしめかざりづくりの講師として呼んでいただいております。ぜひお申込ください!
詳細は、イタヤマノウエンさんのInstagramまたはFacebookをご覧ください。
酉のしめかざりのご注文も承っております!おひとつ3,000円となります。
下記のお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。お電話(0839768238までお願いします。)や、LINEのトーク、Instagramのチャットでも承っております!
とってもありがたいことにたくさんのお申し込みをいただき、急遽18日もワークショップを開くこととしました。
キャンセル待ちの方、ご連絡できなくてごめんなさい!次回からは、もう少し回数を増やそうと思っております。
《縄を綯う》という作業に苦戦される方が多かったです。
今の世の生活スタイルでは、普段、縄を綯う機会なんてゼロに等しい!
私たちが身につけている衣服のモトとなる「糸」も、縄と同じ構造です。
暮らしの道具の最小単位を知ることや作ることで、途端に生活がキラキラしてきます。
身の回りの自然や人に目を向けると、道具のモトとなる材料や、自分では作ることができないものを作ってくださる方がたくさん!
消費することでしか暮らしを作れないというのは、とても勿体ないことだなぁと思います。
たくさんの方に触れる機会をお届けできるよう、今年もゆっくりと精進してまいります!
また、今年も山口市仁保のイタヤマノウエンさんでのワークショップも開催しました。
店主と息子がさばいた猪さんのお肉を使って、イタヤマさんの愛妻ソンちゃんがとっても贅沢な猪汁をこしらえてくださいました。
農園のお野菜と野生のお肉の猪汁、参加者の皆さんと一緒に「おかわりー!」続出で平らげました。
一緒に手を動かすこと、一緒にご飯を食べるということには、ものすごく良い力があると思っています。
ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。
これからの社会の在り方やもっと優しく在れる術など、「ものをつくる」を通して模索していきたいと思っています。
今年も、手仕事の場に興味を持って足を運んでくださる方々にお会いできるのを、心から楽しみにしております!