周りの田圃では、稲刈りが終わりました。

田植え前の水をたたえた田圃が一面、水鏡になる季節も好きですが、この季節も大好きです。

早めに刈り終わった田圃では蘖の緑も夕日に綺麗です。

 

例年、この季節は、お昼は稲刈りの音と匂い、日が暮れてからは地区の氏神様が祀られている神社の例祭に奉納するお神楽のお囃子の音に地区中が包まれます。

昨年、今年は、お神楽も中止となりました。

校区外の学校に通っている息子にとっては、例祭前の2週間、地区にどっぷり浸かるチャンスの期間なのですが、今年もその機会はありませんでした。

一昨年の例祭。神楽7年目の息子は、岩戸神楽終盤の素戔嗚尊の舞を奉納しました。お囃子の調子も早く、太鼓の音も勇壮で、見応えのある舞です。

始めた頃は、慣れないお囃子のリズム、舞の名前など普段耳にしない言葉、とにかく初めて尽くしに慣れるのに精一杯で、毎晩私も息子と一緒にお宮に行っては、台本にメモを取ったり、ビデオを撮ったりと親子で奮闘しました。

息子も大きくなり、舞もたいぶ身について、私もお稽古について毎晩お宮に行くこともなくなり、奉納の舞を楽しみに待つようにまでなったのですが、中止となり残念です。

この神楽の最後には、鬼が出てきます。怖くて泣き出す子もいます。

 

数年前、舞い手が変わる際に衣装を仕立てさせてもらいました。衣装の仕立てや当日の着付けなど、地区の中でできる人ができることをしています。

この地区に越してきて、豊かな地域文化が健在していることに驚きました。この地区に行きた人々が、次の世代へと、人から人へ繋ぎ、脈々と受け継がれてきた証です。守りたい大切な自然や文化がいっぱい!

 

 

明日、神楽の奉納の予定でした。

残念ながら神楽の奉納はありませんが、今年も自然のお恵みに感謝して、豊穣の秋、私たちも実り多い日々を送りたいです。