小学5年生の息子はいろんなことに興味があります。
生き物や鉱物・天体など自然が大好き。幼稚園の年長の年には、日本でも金環日食が見られる貴重な機会でした。山口県では環に見えないことを知ると、「環に見えるところまで行って日食が見たい!」と言い出し、平日にもかかわらず、幼稚園に「金環日食を見に四国に行くので、お休みします!」と伝え、店主もお勤めしていた会社からお休みをいただき、私たち大人も息子のワガママに便乗。高知県の天狗高原のロッジで1泊して金環日食を見てきました。(その前日は松山のキャンプ場でテント泊。休んだついでにしっかり遊んできました。)
写真は太陽が金環になる瞬間を待つ車の中にて。お口の周りにココアをいっぱいつけて、日食グラスをかけて待機中。
日食前日の夜は雨で、当日も日食が始まっても雲の多い空でした。が!なんという奇跡か!!環になる瞬間に雲が晴れ、見事金環を見ることができたのでした。
店主は感動で泣いていました(笑)
かと思えば、プログラミングや3D CADといったイマドキのものも大好きです。デジタルなものに関して、子どもは本当に覚えるのが早いと感心する母42歳です。
そんな息子が最近虜になっているのが魚釣り。お魚をさばくのもずいぶん上手になりました。先日は釣ったメイボの皮をキレイにはいで、肝も見事にとり、家族にふるまってくれました。
そして、ただいま修行中なのがフライフィッシングの毛鉤づくり。鳥の羽や犬の毛、糸などを鉤に巻いて虫のように仕立て、それをつかって魚を釣るのがフライフィッシングなんだそう。
店主のお友達に毛鉤のつくり方をご指導いただいてから、時間があると机に向かって黙々と巻いております。小さな鉤に拾ってきた鳥の羽や、母のお裁縫の材料の中から泥棒した羊毛などを糸で巻いて、器用に虫っぽい毛鉤をつくっています。
去年のクリスマスのプレゼントは、毛鉤の隣に少しだけ写っているフライロッド。因みに一昨年のクリスマスプレゼントも釣り竿でした。
先日、学校での書き初めの作品の練習用紙を持って帰ってきた息子。得意げに見せびらかす書初用紙には〝鬼手仏心〟の文字が。
恥ずかしながら42歳にもなってその意味を知らなかった私、息子に意味をたずねたところ、「何かをするときに、鬼のように残酷なことをしているように見えても、心は仏のように優しいってこと。」だそう。
どうやら息子が崇める三平三平(みひら さんぺい)さまが登場する漫画〝釣りキチ三平〟でこの言葉を知ったようです。今年も釣り中心、遊び命!に行くそうです。。。
先日の学活での「一番行きたい国はどこ?」という問いに、『渓流でニジマスを釣りたいからカナダ!』と答えた息子よ。人生を存分に楽しんでおくれ!父と母も楽しむぞ!!