長いと思っていた息子の春休みも、今日で終わり。明日から新年度が始まります。
ここ何日か、とてもいいお天気で、目も心も存分に愉しませてもらっています。春が来ました。
お天道様の下を歩いたら躍動感いっぱいの風景と出会えるこの季節は、私が生まれた季節でもあり、奥底から湧き出る生命力を身体一杯に感じます。
人間も自然の一部でありたいと強く思います。
新年度が始まるこの時期に桜が綺麗に咲いているのは、私が山口に来てから初めてです。明日４月８日は私のお誕生日ですが、私の故郷飛騨高山ではまだ桜が咲かないお誕生日が、山口では桜が散った後お誕生日を迎えていました。
開花から雨も少ないので、2020年の明日はまだまだ桜が綺麗に咲いているでしょう。
いつもの春のように、清々しい気分ではありません。が、学べと言われている気がしています。大切なことを取り戻せと言われている気がしています。
私たちは明日からも、お弁当をもたせて息子を学校へと送り出した後、手仕事と野良仕事に勤しみ、いつもと変わらない日々を送ることでしょう。
大切な人と、目の前の暮らしを紡ぐ−。
「もっともっと」「外へ外へ」と向けてきた、現代人の意識の在り方を見直す機会なのではないかと思います。
写真は山口市の秋穂にて。もうシャクナゲが咲いている頃かな？お天気のいいうちに、店主と観に出かけてみようっと。