前回の綴りで完成していた鳥かごの枠組みに、竹ひごを入れる作業です。竹ひごにもしなやかなものとそうでないものがあり、曲げるとすぐに折れてしまうものもあります。色々試してみて、柔軟でしなやかな竹ひごを桟にしています。
1本1本、小さな穴に通していきます。
かご下部のトレイももちろん木です。よく汚れるところなので、実際につくってつかってみるまではお手入れ面が不安だったのですが、我が家の文鳥ハウスは1年半経つ今でもカビも生えず元気に活躍中です。
こうしてでき上がった鳥かごは、小さなご家族に囲まれて暮らしていらっしゃる素敵な岐阜のお客様の元へ旅立って行きました。
遠い地にある当店と、鳥かごを見つけていただいてありがとうございました。本当に嬉しい出会いでした。
これからも私たちのつくるものを通じて、素敵な出会いに恵まれますように。