店主が両手で抱えられる小さな鳥かごと並行して、大きな食器棚もつくらせていただいておりました。
春休みの間は息子も「お父さんのお手伝い」という名のおせっかい持参で、製作している父の背中をしっかりと見ていました。
家に仕事があるというのはこういうことなんだろう、息子が学校で書いた将来の夢の作文の冒頭には『家具屋になりたい』と堂々とした文字が綴られていました。父親の働く姿が家にあることの嬉しい大きな誤算です。
長い時間がかかりましたが、今週末いよいよお客様の元にお届けします。
上段はガラスの引き違い戸の棚。
下段は4種類のサイズの引き出しがズラリ。引き手のかたちを製作前に打ち合わせながらいろいろと考えました。
濃いめの落ち着いた色です。
素敵なご家族と素敵な家で素敵な時間を紡いでいってもらえたら嬉しいです。