カーテン越しに外がいつもより明るい朝でした。
ストーブに火をつけるためにお布団から出てカーテンを開けたら真っ白。
飛騨を離れて10年。雪がない山口の冬も寂しくないと思いはじめていたはずなのですが、やっぱり雪で綺麗になった景色を見ると無条件に嬉しくなります。
我が家の隣に鎮座しているご神木も綺麗にお化粧されていました。
ご神木は葉やどんぐりの形、樹皮から、おそらく赤樫だと見当をつけてみました。
庭に落ちて目が出たどんぐりを鉢に移して育ててみています。ご神木Jr.も雪化粧です。
店主はと言うと、朝ごはんの前に材料置き場の屋根の雪おろし。
ところどころに穴のあいたトタン屋根なので、雪が溶ける前にこれをやっておかないと大切な材料が濡れてしまうのです。
店主:「雪が積もるといつもより景色が綺麗に見えるね。」
息子:「じゃあさ。お母さんも雪に埋めたらいいんじゃない!?」
…ヒドい…。
番犬ちょこは喜び庭かけ回り。
私たちはストーブの前で丸くなるのでした。