その2

さて。元々は2つの部屋だった空間を1つのお部屋にしたくて、壁全面に1本ずつ入っていた筋交いを移動しました。

台所の天井の骨組みの一部は残し、それを生かしてロフトにすることに。

天井を壊して出てきた大きな梁はこのまま見せることにしました。

壊していくうちに躊躇が無くなり、拍車がかかりました。もともと壁は全て大壁だったのですが、天井を取っ払って大きな空間にしたら、どうも真っ白な壁が間抜けに感じてしまい、「この際真壁にしてしまおう!」ということで壁材も取っ払ってみました。

大壁とは、柱の表面に板などの壁材をはり、柱が見えないように仕上げてある壁のことです。一方真壁は、柱と柱の間に壁をつくり、柱を見せる構造の壁です。

壁のクロスと石膏ボード、中に入っていた断熱材も全て取り除きました。

夏の暑い時期の作業。休憩と水分を取りながら進めました。

ん⁉︎後ろに小さいのが何やらコソコソ。。。

この時年長さんだった息子。廃材盗んでなんかやってる!この時もう釘を上手に打てていたっけ。父親の仕事をする背中が家にあるって、子供の教育にとってもいいことだなぁ。

これがしたかったのか!廃材 DE 恐竜。おばあちゃんに手伝ってもらってステゴザウルス。

さて、真壁への挑戦です。断熱材は新しく入れ替えました。その上から石膏ボードを柱の間におさめていきます。なかなか床と柱が直角なところが少なく、既存のかたちに合わせて石膏ボードを切るのにとても苦労しました。

天井を壊して出した高いところの壁も、全て断熱材を入れ替え新しく石膏ボードをはりました。店主は高所恐怖症のため、高いところの作業はほぼ連れ合いがこなしました。梁と梁に梯子を渡しての作業でした。

高いし、暑いし、怖いし。大変でしたがなんとか新しい壁がはれました!

床の下地の合板をはりました。店主がいない時に連れ合い一人での作業中、合板が予想外に重く足の親指の上にうっかり落としてしまいました。そのあとその指が恐ろしい色に変色していました。